社交的で、楽しく、変化していくもの、です。スコティッシュ・カントリー・ダンシングは18世紀・19世紀の親睦のつどいや舞踏会にルーツがあるといわれ、こんにちまでずっと人気を増やし続けています。
ダンサーはふつうセットでグループとなり、3、4または5組のカップルで1セットを作ります。カップルは互いに向かい合い、男性ライン・女性ラインを作ります。またスクエアのセットとなることもあります。セット内はともに動き、そのダンスに特有なフォーメーションを組合せて踊ります。すべてのカップルがダンシング・カップル(主役)となれるよう、ダンスが進行します。
スコティッシュ・カントリー・ダンサーは、身体的・精神的に満足感を得て、ダンス経験を共有しながら、楽しいから踊っているのです。ダンサーは地元のクラブで、あるいは公会堂で踊り、ケイリのイベントで踊っていますが、その楽しさに違いはありません。
技量競技会もあります。世界中の多くのグループが、ダンスという形で他のグループと技量を認め合い、イベントやフェスティバルでダンス演技を行なっています。ベーシック・ステップとフォーメーションは簡単に身につきますが、競技ダンシングの場合は、必然的に高レベルのテクニックが求められます。
”21世紀に足を踏み入れた、歴史的なダンシングを体験しましょう“



将来へのダンシング
誰もが世界中の地元グループやRSCDSブランチで踊れるよう、私たちはスコティッシュ・カントリー・ダンスの普及と標準化を続けています。新しいダンスの数々は、複雑さと取りつきやすさの間でさまざまな変化があります。みなさんのSCDの経験がどれくらいかわかりませんが、まったくの初心者、経験の少ないダンサー、挑戦を待ち受けている経験豊かなダンサー、それぞれにマッチしたいろいろなダンスがあります。
ダンスのための音楽
スコティッシュ・カントリー・ダンシングに用いられる基本的なリズムは3種類です:リールReel、ジグJig、ストラスペイStrathspeyがそれで、このほかにワルツWaltz、マーチMarchもあります。
スコティッシュ・カントリー・ダンシングに用いられるいろいろなリズムについて、詳しい説明はビデオや有名曲の試聴と同じく、「音源の入手先」をご覧ください。